到着、SP-TDC2

何度か記事にしましたが、5台分注文したSP-TDC。
1台分は先に送られてきて、すでにかっちゃんのニンジャに取り付け完了して調子よく走ってます。
 
っで、残りの4台分が先日送られてきました。
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キレイに梱包され少し早いクリスマスプレゼントみたいです。(^^)
2台分は自分で取り付けるとの事ですでに納品しました。
 
 
今回のSP-TDC2、今までのSP-TDCとの違いがたくさんあります。
まずは入力回路、今までのフォトカプラからオペアンプに変わり小さな入力信号でも作動可能となりました。
例えば今回取り付け予定の微動さんのザッパーはクランキング時のピックアップローターの発生信号が
0.4ボルト程度、先日取り付けたニンジャは2.5ボルト、私のFは0.6ボルトと車種に応じてさまざま。
それを全て作動させる為にTochinさんが新しい回路を開発されました。
 
 
 
 
次に基板、今まではユニバーサル基板だったのに対してSP-TDC2はプリント基板でコンパクトになり
なにより作動が安定しています。私のFは回路はSP-TDC2ですが、基板はプリント基板です。
同じSP-TDC2なのにニンジャの作動が非常に安定している。
下の画像、互いのSP-TDC2への入力波形です。
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上がニンジャで下がF、ニンジャはきれいな波形に対してFにはノイズが入っています。
これが基板の違いと思われます。これだけ違えばプリント基板が欲しくなってきますよね。
 
 
更に3D進角にバキュームセンサーを使っております。こちらも何度かブログで紹介しておりますが
元々スロポジで開発されていた3D進角をバキュームセンサーにも対応するように変更してもらいました。
なぜバキュームセンサーかと言うと、スロポジはスロットル開度に対しての制御なのにバキュームセンサーは
エンジン負荷がリアルに入力されるので細かい制御が出来るのではないかと思いTochinさんに開発してもらいました。
しかもこのSP-TDC2、バキュームセンサーだけでなく他のセンサーでも制御可能でスロポジはもちろん
ターボ車なら加給圧センサー、取付が可能ならエアーフロメーターでも出来る程の汎用性です。
でも、私がバキュームセンサーを選んだ一番の理由は取付が簡単なことかな(笑
 
 
 
更に更に液晶モニターが付いた事、これも前に記事にしておりますが
セッティング用にエンジン負荷とボリューム値がリアルにわかる液晶モニター
セッティング時かなり役に立ちますよ~~。
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この画像は現在取り付け中のK1です。
この車両にデジタル表示が似合うかどうかは別として、40年前の車両にもこんな事が出来ますよ。
 
 
それから、IGコイルのリレー制御。古い車両になるとハーネス等の劣化でIGコイルまでに電圧降下する恐れがあります。
SP-TDC2にはリレーを内蔵してバッテリー付近から取り出した電源を降下させることなくIGコイルへ供給されます。
 
 
他にもあったような・・・・
とにかくスゴク進化したSP-TDC2、いいですよ~~~
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COKKY-NETの皆さん、いい仕事してますね~~(^^)
 
と言う事でK1への取り付けを早めに済ませたいと思います。