バキュームセンサーの車両への取付が終わってプログラムをTochinさんお願いしたら
SP-TDCのレベルアップを考えているらしい?内容は近日公開予定、ご期待下さい。(^^)
しばらく時間が空くので他の作業に取り掛かります。
SP-TDCが完成して私の周りのバイク好きが次々と装着希望を申し出てきた。その数5台!
仲間が増えるのはいいけど、私の電子工作技術ではトラブルの連続が予想されます。
そこでSP-TDC本体はTochinさんに外注することに決定、これでハードも安心です。
5人の仲間はその都度紹介していきたいと思います。
まずは一番に手を上げた島ちゃんのCB750K1。
5台中唯一のポイント点火、ピックアップの取付加工が必要なので早めに作業に取り掛かります。
で、問題のポイントがこれだ!
さてさて、うまく加工ができるでしょうか?
まずはガバナの分解から
分解しながら思ったのが私のFのガバナと良く似てる。もちろんポイントとフルトラの違いで
真ん中の形状が違うけどサイズも良く似てる。
二つのパーツを並べてみると・・・・・
ん~~~これは案外カンタンに加工出来るかも(^^)
で、出来たのがこれ↓(はやっ)
F用のローターの下部を少し削るだけで後はピッタシでした。
残るはピックアップコイル、ローターをF用を流用したのでコイルもF用をチョイスします。
ガレージに転がっているコイルを車両に取り付けてたら、これもピッタシ。
ほとんど加工なしにピックアップ部が完成しました。
ポイントカバーもそのまま取付が出来て、外観上はまったくのノーマル!
念のためにピックアップの波形を計測してみました。
Fのノーマルと同じ波形が出力されています。(当たり前か!)
思ったよりスムーズにピックアップ部の改造が出来たので、SP-TDCでエンジンを始動したくなりました。
しかし本体はTochinさんが作成中なので、ジャンク箱に入っていた最初に作ったSP-TDCを引っ張りだして
各部の点検をしました。数ヶ月前はどこが悪いのかわからなかったけど、これまでの数々のトラブルで
故障探求能力もかなり向上したと思うので再挑戦です。
入力回路から点検していくと数箇所のハンダ不良やトランジスタ、MOS-FETの不良がありました。
手直しを終えたSP-TDC、色々問題点がありますがTochinさんから送られてくるまでの間に合わせなので(^^)
っで、取り付けてエンジン始動すると何事もなかったかのようにスンナリと始動しました。
40年前のバイクがPC接続してセッティング出来るなんて夢見たいですよ!
恐るべしSP-TDC