なぜGMTは壊れたのか?

先日CPU(マイコンボード)が壊れたGMT、シフターの設定を解除したら何事もなく走行は出来たけど、何で壊れたのかの検証が必要です。

 

壊れたのは画像上側のマイコンボードのシフター&クラッチSW信号入力端子が内部ショートして常に0Vとなってました。

 

下側の基板が入出力回路で車両側の信号をマイコンボードが認識する信号に変換したり、マイコンボードからの信号をイグナイタ等を作動させる信号に変換する装置となります。

 

シフターとクラッチSW信号は車両側で1本のハーネスに接続されて同じ端子に入力されて、瞬間的に信号が入力したらシフター機能、連続したらローンチ機能がとなります。

なので、故障したときは機能が作動する2500rpmでハンチング(ローンチ状態)していたんですね。

 

で、原因と考えられるはクラッチSWにはスターターSWがONしたとき12Vの電圧がかかる場合があります。その電圧がマイコンボードに入力されないように逆流防止のダイオードが下記画像の赤丸部分です。

このダイオードが壊れて12Vの電圧が入力されたようですね。

 

たまたま壊れたのか検証が必要なので、同じダイオードに変えてしばらく様子をみることとします。