自作イグナイタ その14

久々の電子工作ネタです。


我がガレージの流儀は「自分でやる」です。前回まで紹介したKaiちゃんのKRは場所こそ提供しましたが、作業はKaiちゃんがその殆どを行いました。

その時私はこんな物 ↓ を作って遊んでました(^^)
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昨年紹介していたCB-F用ポン付けイグナイタです。昨年はノイズに悩まされので、入力回路を変更、更に出力デバイスMOS-FETの種類を変えて実車テストを繰り返してました。
(そのうちに回路図とプログラムは公開しますね)

MOS-FETを変えると色々変化があるのかな?ってことでテストしましたが、高負荷時に変化がありそうですが、スピード恐怖症の私にはうまい具合にテストできませんでした(^_^;)

そこで、このブログをご覧のCB-F乗りの方にモニター募集します?

取り付けはノーマルイグナイタを同じカプラを使用してますので、配線はポン付け出来ます。本体の固定はマジックテープ等で行って下さい。

最初と何か変化があったときにレポートを頂ければお金は頂きません。
具体的には上記画像の中から3個を着払いでお送りしますので、一番気に入った物をしばらくお使い頂くってのはどうですか?(残りの2個は返送下さいね)


(以下長分になります・・・)

さて、ノーマルと何が違うか?ってことですが、一番の違いはIGコイルをON-OFFさせるデバイスMOS-FET(IGBTもあります)を使用してることです。その他は、ノーマルと大差ないと思います。
では、違いを少し検証します。
これはノーマルのIGコイルマイナス端子の波形です。
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っでこちら ↓ がMOS-FETを使ったイグナイタ
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(通電時間の違いは実車計測の為、不規則になってます)

上下とも左側の0V付近から電圧が高くなってますが、下の画像が立ち上がりが少ないでしょ!
これは、通電している時にデバイスの抵抗が少ないってこと。



それから、点火した瞬間の画像 ↓(ノーマル)
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真ん中の上まで立ち上がってるところが点火の瞬間、その真ん中をクローズアップしたのが ↓
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縦軸の1マスが50Vなので、点火した瞬間は280Vぐらいですね。



ではMOS-FETイグナイタでは
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完全に画面を飛び出してますね(^^)

画面を少し下側にずらしてみました。
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500V程まで立ち上がっているのがわかりますね!
2次コイル側には約100倍の電圧が掛かるのでノーマルは28000Vに対してMOSイグナイタは50000Vってことになるので、強い火花になる(はず)ってことです。因みにIGコイルがどこまで耐えるかはわかりません???


どうです、一度ノーマルイグナイタと比べてみませんか?そして、悪いところも含めて情報を頂ける方はいらっしゃいませんか?