○ビチューン その9

変態流用ピストンで○ビチューンを施した、島チャンのCB750Four。
 
始動直後はタペット音がやや大きかったものの、その後の調整で静かになり調子よく慣らしを進めてました。
 
ところが400~500Km程走ったころから異変が・・・
 
先日慣らしツーリング中に私が島チャンの後ろを走っていると、加速中に4番マフラーから・・・!?
 
島チャンのバイクって「マッハ」だったけ!って勘違いするほど白煙が!?いや、マッハを超えて煙幕じゃ!
 
エンジンの調子は悪くないのでそのまま自走にて返ってきたけど、さすがにそのままでは怖いので再度エンジンを降ろす事に・・・(涙
 
半年前に作業したときは久々だったのでかなり苦労しましたが、今回はスムーズにエンジンは降りちゃいました。
 
次回作業の備忘録として、作業方法をアップしておきます。
 
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キャブ、マフラー、キックペダル、クラッチワイヤー等取り外し、エンジンをマウントしているボルト類を外します。
上記画像は下側のボルト2本を挿しているだけの状態。
 
 
 
 
車体の下に台車を入れてジャッキをセット、エンジンを少しずらしてタペットカバー上部のブローバイ取り出しカバーを外します。↓
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ジャッキを使い、エンジン全体を持ち上げる。
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持ち上げた状態でエンジンを後方にずらす。
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その状態でのエンジン下部と上部
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全体を見渡してフレームとの干渉が無ければ、エンジンを左側に引き出す。
 
 
 
今回は1時間半程度で降りてくれました(^^)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、肝心の煙幕の原因ですが。
 
症状からして、加速時に4番マフラーのみ煙を吐くので、4番のピストンリングの不具合やピストンピンクリップが外れてシリンダーに傷を付けたのか???等の推測をしながらエンジンを分解しましたが・・・・
特に不具合箇所がない・・・
 
リングの向き・張力も悪くないし、ピンクリップもしっかり着いてるし、シリンダーもキズもなくしっかりアタリが着いてるし・・・
 
 
 
ただ、ひとつ気になったのがヘッドガスケット ↓
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画像ではわかり難いけど、4番シリンダーの周りだけオイルがにじんだ跡が・・・
 
ここからオイルが進入したのは間違い無さそうですが、なぜここから??どうやって??
 
謎は深まるばかりです。