SP-TDCに手を染め数ヶ月、電子工作なるものに興味を持ち
Tochin師匠のもと色々と勉強をさせてもらいました。
人が設計した回路やプログラムで物を作ることはそれなりに出来るようになったのですが
一から自分で出来ることと言えばLEDをポカポカ灯す程度。
せっかく色んな知識が身に付いたのだから、なにかやってみたいって思い色々考えた結果
バイク用のウィンカーリレーなら出来るかも、と思いたち作る事を決意しました。
普通のリレーならデジタル化する必要はないのでポジションとハザード機能付きウィンカーリレー、
しかも車両側は結線の変更のみで改造なし、ってのを作って見たいと思います。
ポジションやハザードは今まで必要性を感じたことは無かったので欲しいとは思ってなかったけど
電子工作の練習の為に挑戦です。
まずは回路図、色んなサイトを参考にして最後はSP-TDCの回路図を参考に自分で考えてみました。
プログラムはLEDポカポカのプログラムを少し改良する程度で出来ました。
回路図とプログラムの詳しい内容は近いうちにHPにでもアップしたいと思います。
その回路図とプログラムを基にプレッドボードにて実験です。
この実験が思いのほかうまくいき、回路もプログラムも何の問題無しに作動してくれました。
ここまでくれば今までと同じ手順なので、サクサク組む事が出来ました。
ケースに納めてたら初心者が一から作ったようにみえないでしょ!
後は車両とドッキングです。
本体はシートの下に置く事にしました。まずはノーマルのウィンカーリレーを外し直結、
そこから電源を取り出します。GNDを車両の適当なところから取り、
残りのハーネスをヘッドライトの中まで通します。
ヘッドライトの中はゴチャゴチャしてますがその中からウィンカー用のハーネスを見つます。
ウィンカーの結線は3本なのでそれを外しリレーからのハーネスにそれぞれ繋ぎなおします。
残る片方も同じ作業をして、ポジション用の結線をしたら、
はい!おしまい。合計9本の結線です。
今回作成したリレーは通常のウィンカーはもちろん、
ウィンカースイッチを素早く左右、又は右左と切り替えるとハザードになります。
またポジションはフロントのみでPWM制御でデューティ比60%の減光、
もちろんウィンカーやハザード使用時はポジションは消灯します。
ポジション点灯時です。リヤ側は点灯してません。
ハザード点滅時です。上のポジション時より明るくなっているでしょ!
リヤ側ももちろん点滅してます。
点滅時間も色々設定出来るけど、ハイフラッシャーで喜ぶような年でもないので
0.4秒毎の点滅にしております。
と言う具合で電子工作を始めて5ヶ月目にしてやっと自分一人で完成させる事が出来ました。
めでたしメデタシ!!
但し、耐久性はこれからです。