シーケンシャル点火

Speeduinoを使ったオリジナルECUGMT

現在装着しているのは

島ちゃんのCB750Four

微動さんのZapperTurbo

私のCB750F

このうちの1台でどうしても、ミスファイヤーリングをさせたい!

って要望があり、調べてみました。

 

 

どうやら点火システムで出来るのは3気筒は失火させて残る1気筒もATDC15°ぐらいで点火させるようです。

Speeduinoはオープンソースなのでプログラムを弄れば何とかなると思うけど、10年以上もアセンブラでやってきた私はC言語が得意でなく、しかもあの膨大なプログラムの解読に自信が無かったのでArduinoと出力回路の間をPICで制御させることにしました。

 

通常シーケンシャル点火をするにはカムポジションセンサーが必要となりますが、できればエンジン本体に余計なモノを付けたくないので、バキュームセンサーの値からカムポジションを読んでPICからArduinoへ疑似信号を出力するようなプログラムを企んでみました。基板開発時に想定して設計していたのでパーツを載せればハードは出来上がりです。(ジャンパーピンの設定を変えることでPICなしでも作動はします)

 

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車両側は点火コイルが2出力タイプから1出力タイプに交換です。

MVXの時使った1出力タイプ使い、今回はミスファイヤーリングシステムの作動点検なので1_4番を1出力タイプ×2個を使いシーケンシャル、2_3番を2出力タイプで同時点火としました。

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後はプログラムですので、チマチマと作りました。

 

 

さて作動ですが、カムポジション疑似信号で上手く動いてくれるか心配でしたが、あっさりとエンジン始動して普段通りに動きました。

ミスファイヤーリングも私のCBFでのテストは想定通り作動して、ローンチコントロールの時と違うのは、アフターファイヤーとバックファイヤーの嵐でエンジンには悪そうですが迫力はありますよ~~

このシステムを早くTurbo車に装着したいですね(^^)