前回から3Dに挑戦してまして、ブログの更新が出来ませんでしたが、
やっと記事に出来るようなネタが出来ました。♪♪
中低回転域の3Dでのフィーリングが何とか、この自作イグナイターで出来ないものか悩むこと2週間、
相変らずのプログラム変更でPCをニラメッコ。
3Dプログラムの考え方がまとまらず、変更しては戻し、また変更の繰り返しを何度やったことか(^_^;)
実現できそうな考えがまとまりました。
このイグナイターはガバナ進角をノーマル状態より約10度程進めて、
イグナイター側で点火時期を遅らせる補正をかけて制御してます。
なので、基本になるのはやはり2D進角。その2Dをノーマル状態に少し味を加えた程度にセッティングして
後はエンジンの負荷に合わせて、各回転域で、それぞれ遅角する角度を調整させます。
苦労して出来たマップこれ ↓ です。
(実際はこんなにスムーズじゃなく、もっと荒っぽい制御になっていると思いますよ。)
では、どんな具合に制御しているかオシロで確認してみます。
まずは3D補正がかかる前、エンジン負荷が最大のときです。
上がピックアップからの信号、下がイグニッションコイルからの信号。
上の信号が立ち上がって、少し遅れて下の信号が立ち上がってますね。これが遅角している時間です。
1サイクル20msなので3000rpmぐらいです。
20msなのでusにすると20000us。20000/360=55.5、1度遅角するのに55.5usになります。
ここでは10度遅角なので10倍の555usならノーマルと同じ点火時期となりますね。
それでは、ズームして確認です。
500usちょっと遅れてますね。
ここまでは前回まで確認が取れていました。では3Dの確認です。
今回がバキュームセンサー繋いで制御を確認してみます。
バキュームセンサーの先にはマイティーバックっていう工具を借りてきて、負圧を強制的に発生させます。
写真のレバーを引くと、ホースの中が負圧になる優れものなんです。
では、負圧を発生させてみましょう。
その時の波形です。
遅角が少なくなっているでしょう。
もう少し負圧かかけてみます。
波形はどうでしょう?
ブルーのラインが縮まり進角してますね。
ではアイドリング付近まで負圧をかけます。
そうすると!
ほとんどピックアップ信号と同時に点火してます。これで約10度進角ですよ。
ではでは、さらに負圧をかけると、
遅角させてます。(効果があるかは不明)
と、まあこんな感じで3D進角は完成です。(^^)
ただ、実車につけてインプレと思ったんですが・・・・・・
2台あるCB-Fがどちらも車検切れ(涙)
敷地内を少し乗ったり、空吹かしではかなりいい感じなんですが、公道を走れないもので・・・・
ってことで、誰かモニターやってみませんか?
パーツ代やモロモロかかっているのでタダってわけにはいかないけど・・・・・
興味がある人はコメ(内緒OK)かここから連絡下さい。