遠出はまだ心配だけど、近くのナル丘までは何とか走行出来るレベルまでには仕上がったMVX250F。
これまで点火系を散々いじってきた私としては、このMVXの点火を確認したくなりました。タイミングライトで点火時期を見るのが一般的だけど、タイミングライトが貸し出し中なのでオシロスコープで確認してみた。
まずは波形の説明
上側はピックアップローター、下側はIGコイルマイナス側
下側の0Vはコイルに通電中で、立ち上がっているところで点火してます。
アイドリング付近
上側の波形がマイナス側らから少し立ち上がったところで点火してますね。
サービスマニュアルによると上死点前14度。
2000回転
一番電圧が低い所で点火してますね。
少し進角してるのな?
3000回転
最低電圧より少し早く点火してますね。
サービスマニュアルによると上死点前22度になります。
3000回転クローズアップ
最低電圧より300us程早く点火してますね。
では点火時期を計算してみます。
アイドリング時は3000回転時画像の13.2msで点火してます。
3000回転では12.75ms、その差450us。
3000回転の周期は20msなので1度は20000us/360=55.55us、450us/55.55us=8.1なので約8度
14度+8度=22度、ほぼほぼサービスマニュアル通りですね。
しかし私の予測とは反してピックアップ信号のマイナス側で制御してるんですね。
タイミングライトが帰ってきたら計測して今回の考察が正しいか確認したいと思います。
ものすごくマニアックな点火ネタでしたが、今後役に立つと思いアップしました。