KR250 その2

前回の続きでKR250ネタです。

点火系のトラブルでCDIからフルトラにコンバートして、火花は飛ぶようになったものの、その後何故か始動不能のKR250。

点火は良しとすると、次にチェックするのは燃料。キャブレターを外して目視点検、不調ならまだしも始動不能の要因となる箇所は発見出来ず・・・

残るはエンジン本体、圧縮を計測しても著しく低いわけではない。

さて、良い圧縮、良い燃料、良い火花が揃っているのに何で・・・(^_^;)


何か情報がないかとグッグッでみると、どうやらプイマリギヤダンパーってやつのスプリング荷重のバラつきがあると、同じような症状が出るらしい。

早速バラシてみました。
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※U型エンジンって呼ばれる意味がわかりましたよ!




プイマリギヤダンパーを外してみると、こんな感じ ↓
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部品を交換したかったけど、メーカー在庫なし・・・(レアな車だから仕方ないか)

とりあえずシムで調整してサービスマニュアルの基準値内に収めて組み上げます。

果たしてこのパーツの調整でエンジン始動不能になるのか???って半信半疑でキックを数回!

アッサリエンジン始動。それまでの症状がウソのように調子がいい??

しかし、そんなに甘くないのがこのKR地獄。

10分程度走行後ガレージに帰ってきてエンジン停止、各部の点検を終わらせて再始動と思ったら・・・

また始動不能。前回とまったく同じ症状に逆戻りでした。



          続く