MVX250Fのイグナイタを自作してみた(その6) テストしてもらった

MVX250Fのイグナイタを自作して私の車両では満足いく走行が出来たのでモニターを募集してテストしてもらった。

 

その結果、不具合が出て帰ってきた。

走行中片肺になり、何とか帰宅は出来たとのことで一安心。

何が起こったののだろう?

 

その不具合を出したイグナイタがこれ↓

赤丸で囲んだところの接着剤が焦げているのがわかります。

このパーツはMOSFETと言ってコイルからの電流を流したり、遮断したりするパーツ。

特に画像下から2番目のMOSFETが焼き切れていました。

 

さて、なんで焼き切れたのでしょうか?

ベンチテストしてみたら、原因はすぐにわかりました。

なぜか通電時間が異常に長い。通常7~8msの通電時間ですが、アイドリング時などでは30~40msと長いのです。

色々調べてみるとコイルに通電させると長くなるような信号を出してました。

よくよく見るとMOSFETの下を配線してますね。これではノイズで誤作動もするでしょうね。

完全な設計ミスですね(涙

 

 

通常なら作成⇒机上点検⇒ベンチ点検⇒車上点検となります。

今回も同じ手順でテストしたのですが、私の車両はMOSFETを使わない方式でテストしてまして、今回のNさんにお願いした車両はMOSFETを使用する方式になってたので再度ベンチテストが必要だったのにやってませんでした。

 

 

Nさん、不安な思いをさせて申し訳なかったです。

何らかの対策を考えますので、しばらくお待ち下さい。