前回紹介した、CB750Fourの「ビンボウチューン」改め「○ビチューン」。
前回Ｏ次郎さんからのコメントで少し触れられてますが、「○ビチューン」？？って人に解説です。
30年程の前の昔話。
CARBOY（通称CB）ってカー雑誌があってそこで使われたフレーズ、他にも「恐怖のパワーチェック」などもありましたよね。
「○ビチューン」（マルビチューンと読む）とは流用や中古パーツを多用したチューニングで、
刺激された若者達は自動車解体屋さんへ通ったものでした。
当時の私もノギスを片手に今でも付き合いのある解体屋さんへ通ってました。
一言で言えば、「手間と根性で流用品を探し出す」が○ビチューンって事ですかね！
と言う事で、今回の企画名?は「ビンボウチューン」から「○ビチューン」へ変更します。
では、今回の○ビチューン内容を紹介させて頂きます！
ここまでさんざん引っ張ってましたが、内容はなんて事ないピストン流用です。
相変らず、事前の情報収集が下手なもんで現物合わせです。
いつものジャンク箱をひっくり返して出てきたピストンを計測します。
流用するための最初に計測するのは、やはりピストン外径ですね。CB750Fourノーマルは61mm。
CB750F用のピストンは沢山あったのですが、62mmと流用するには小さい。
他には車種不明ピストン72mmもあったのですが、これは大きすぎ・・・
CB900Fが64.5mmと程よい大きさ、ピン径も同じでねらい目なんですがストックなし、あるものを使うが○ビチューンの真骨頂。
こんな時に頼りになるのは変態仲間(^^)
ザッパーターボの微動さんのガレージでジャンク箱をひっくり返します。
ザッパーピストン61mmなので小さい、Z750FXⅡピストン66mmでか過ぎ
やはりジャンク箱にあるピストン流用はムリか、って諦めかけた時・・・
微動さんがどこからか引っ張り出してきたピストン ↓
何でもザッパーの当時物レサーに組まれていたピストンだそうで、外径が65mmとGOODサイズ。
ピン径も良さそうなので、このピストンを詳しく計測してみよう、ってことになりました。（詳細計測はまだ）
使い道がないからって貰ってきたピストン、そのヘッド部のモッコリがエロイとをつぶやきながら、
ニヤニヤして興奮している島チャンはかなり重症な変態オヤジとなったようです（笑
