CB750F インジェクション化 その8

前回燃料ポンプの取り付けは終わり、作動させるとほぼ思っていた通りに動いてくれました。

一番苦労した燃圧制御を紹介します。

IGスイッチを入れるとポンプが作動始めます。その後6秒たってもエンジンが始動しなければいったんストップして、クランキングが始まったら再稼働します。

また、走行中エンストしたら燃料ポンプも停止します。

 

上記画像のモニターはセットアップ時のみ使い通常は取り外します。

表示内容は、右上の「SET111」は設定燃圧です。これて3.2kぐらいです。

左下はポンプの出力、デューティ比ですね。現在82%の出力です。

右下の「Press110」は現在の燃圧の状態。設定圧力に近づいてますね。

 

こんな感じで、プレッシャーレギュレターが作動する手前でポンプの動きを制御して燃圧を保っています。

なので燃圧制御はとりあえず良しとして、

前回までにの残された課題は

・燃料タンク、リターンコック新設

・各部パイピング&車両へのセットアップ

インジェクタードライバーの作成

 

となってます。

 

まずは燃料タンクの加工ですが、燃料のリターンがほぼないのでタンクとポンプ間のホースにチーズ接続で様子をみます。なので、タンクの加工はなし!

 

 

 

各部へのパイピングとボディーの車両側へのセットアップも順調にすすみました。

 

インジェクタを作動させるドライバーは取り合えず、余っていた点火用のイグナイタで代用しました。(ノイズが心配)

 

と、ここまでくるとエンジン始動したくなります。

 

では、早速クランキング!

調子は悪いですが、始動しました。

セッティングソフトのTuner Studioでの設定箇所が多く、まだまだこれからですが、

とりあえず第1フェーズはクリアーですね。

 

今後の課題ですが、

・スロットルが重い

・燃調があっていない(A/Fをフィードバックさせれば自動で補正できる)

・油温、外気温の補正ができていない

・燃圧が安定しない(プログラム変更が必要)

・ISCV機能を追加して、冷感時を含むアイドル制御

 

今思いつくはこんな感じです。

まだ暑いので作業が中々進みませんが、秋のシーズンまでは間に合わせたいと思いまうs。