前回燃料ポンプの取り付けは終わり、作動させるとほぼ思っていた通りに動いてくれました。
一番苦労した燃圧制御を紹介します。
IGスイッチを入れるとポンプが作動始めます。その後6秒たってもエンジンが始動しなければいったんストップして、クランキングが始まったら再稼働します。
また、走行中エンストしたら燃料ポンプも停止します。
上記画像のモニターはセットアップ時のみ使い通常は取り外します。
表示内容は、右上の「SET111」は設定燃圧です。これて3.2kぐらいです。
左下はポンプの出力、デューティ比ですね。現在82%の出力です。
右下の「Press110」は現在の燃圧の状態。設定圧力に近づいてますね。
こんな感じで、プレッシャーレギュレターが作動する手前でポンプの動きを制御して燃圧を保っています。
なので燃圧制御はとりあえず良しとして、
前回までにの残された課題は
・燃料タンク、リターンコック新設
・各部パイピング&車両へのセットアップ
・インジェクタードライバーの作成
となってます。
まずは燃料タンクの加工ですが、燃料のリターンがほぼないのでタンクとポンプ間のホースにチーズ接続で様子をみます。なので、タンクの加工はなし!
各部へのパイピングとボディーの車両側へのセットアップも順調にすすみました。
インジェクタを作動させるドライバーは取り合えず、余っていた点火用のイグナイタで代用しました。(ノイズが心配)
と、ここまでくるとエンジン始動したくなります。
では、早速クランキング!
調子は悪いですが、始動しました。
セッティングソフトのTuner Studioでの設定箇所が多く、まだまだこれからですが、
とりあえず第1フェーズはクリアーですね。
今後の課題ですが、
・スロットルが重い
・燃調があっていない(A/Fをフィードバックさせれば自動で補正できる)
・油温、外気温の補正ができていない
・燃圧が安定しない(プログラム変更が必要)
・ISCV機能を追加して、冷感時を含むアイドル制御
今思いつくはこんな感じです。
まだ暑いので作業が中々進みませんが、秋のシーズンまでは間に合わせたいと思いまうs。