やっと

先日エンジンを降ろしたF。
 
なぜエンジンを降ろしたかって言うと、これ↓
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(ちなみにアウターシムが無いでしょ!インナーシムでもありません。シム一体型リフターです。)
 
熱膨張によるものと思われるピストンとバルブの干渉対策として、バルタイの変更をする為にカムシャフトを取り外している時に取付ボルトが「ポッキリ」と折れてしまちゃいました(^_^;)
その他2箇所怪しい感触があるので、思い切ってエンジンを降ろしてヘッド側の修正を試みました。
 
 
まずは養生をして、折れたボルトの撤去です。
 
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(センターがずれてますね)

ドリルで小さな穴をあけ、段階的に穴を大きくしていきます。
直径6mmのボルトだったので5mmくらいの穴を開けると、
残ったボルトがペラペラになって外れてくることが多いのですが、今回は残念ながらNG。
 
こうなったらヘッド側の加工が必要になります。

普通はネジ穴修正はヘリサイトなどを使用しますが、変態を公言している私としては普通では物足りません。
ここは変態技のネジ穴拡張作戦(M6⇒M8)で乗り切ってみたいと思います。
 
 
ヘッド側へ下穴加工をします。慎重にタップを立てて、はい!出来上がり!(^^)
 
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この方法で他の2箇所、計3箇所の加工をしました。
 
 
こんなにいい加減で良いのかって?
「良いのです」
すでに走るテストエンジン化しているし、JAFにも入会しているので、多少いい加減な仕様でも気にしないようにしてます。(笑
 

後は蓋をして、車体とドッキング!
さすがに搭載時は1時間半では無理でした(^^)
エンジン始動まで漕ぎ着けてませんが、また変態度が増したエンジン。これからが楽しみです。
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